秘伝のワザ®
アプリケーション保守・運用における特性と課題
アプリケーションの保守・運用業務には、以下の特性や問題点があります。
特性と問題点
特性 | 問題点 |
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アプリケーション保守・運用とは
保守 (システムを改善・変更する) |
運用 (システムを日々稼動させる) |
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アプリケーション | アプリケーション保守 (環境変化適応や機能改善のためのプログラム変更) |
アプリケーション運用 (お問い合わせ対応、監視、障害対応) |
システム・インフラ (H/W,S/W,N/W) |
インフラ保守(インフラ変更) | インフラ運用(問合対応、オペレーション、入出力作業、監視、障害対応) |
求められること | 刻々と変わる市場環境や新たな利用者ニーズに対して迅速に対応する | 利用者が円滑に業務を行えるために安定化を図り、高いサービスレベルを維持する |
コベルコシステムでは、アプリケーション保守・運用における特性を踏まえたうえで、「秘伝のワザ®」保守・運用編により、保守・運用業務に潜む課題の解決をはかります。それにより、
- 保守コストの低減(コストミニマムの実現)
- 品質・生産性の向上(高可用性の実現)
- お客様満足度の向上
につなげています。
※「秘伝のワザ®」はコベルコシステム株式会社の登録商標です。
高可用性とコストミニマムを実現する5つの「秘伝のワザ®」
- 其の一計画立案・報告・改善提案のためのワザ
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お客様と共に保守・運用の計画立案、その実行調整、目標達成状況の定期報告、そして積極的なシステム改善提案を行うPDCAサイクルを確立します。これにより、保守コストの低減を実現することができます。
- 其の二改善保守のためのワザ
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コベルコシステムがこれまでの保守経験で培った改善保守に関するノウハウをツール化・標準化することにより、保守業務の効率を高め、ミスやモレの発生を防ぎます。また、ツール化・標準化は、保守要員の育成やスキルアップを促進することにもつながります。これにより、お客様からのシステム改善依頼に対して、早く・安く・正確な改善保守を行うことができます。
- 其の三予防保守のためのワザ
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現場の業務特性に合わせて保守業務をきめ細かに手順化し、監視していくことにより、システム障害の未然防止を図り、システムの可用性を高めます。アプリケーション運用の高いサービスレベルを維持するためには、数多くのシステム変更に伴うトラブルの予防やアプリケーションの運用状況の分析によるトラブル未然防止が必要となります。
- 其の四お問い合わせ対応と障害対応のためのワザ
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お客様のシステム利用状況を理解した対応により、お客様の疑問をすぐに解決することを可能にします。また、万一システム障害が発生した場合にも、ITを駆使した仕組みにより障害回復を迅速に行い、業務の遅延を最小化します。
- 其の五保守・運用の継続的改善のためのワザ
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弊社が保守・運用業務を通して得られた個人の知識を体系的にデータベース化し、それらの知識が業務で当たり前に使われていく仕組を提供します。保守・運用業務は個人のスキルに依存する部分が多くありますが、このワザによって関係者全員が高いレベルの能力を発揮できるようにしています。

これら5つの秘伝のワザ®により、
- お客様満足度の向上
- トラブル件数の減少
- 高いシステム化稼働率(99.99%)、変更依頼納期遵守率(95%)
を実現しています。
※「秘伝のワザ®」はコベルコシステム株式会社の登録商標です。